ゴッチの教養館
日頃感じた雑学の疑問を誰も教えてくれないから自分で調べました
閏年・後編 「今日のひとRiごと 2004/02/14」より
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今日も閏年について、具体的な法則の話です。▲ 現在の日本の暦は、グレゴリオ暦です。1太陽年
(地球が太陽を1回公転する時間)は平均365.2422日(365日5時間48分46.08秒)と言われています。一
方のグレゴリオ暦の1年は、365.2425日です。単純に、4年に一度、閏年を設けて一日増やせば、長い
間に今度は日数が多すぎてしまいます。一般では、西暦の4の倍数の年は閏年で、更に100の倍数以
外の年は平年であると知られています。つまり、西暦1700年、1800年、1900年は、本来4年ごとに訪れ
るべき閏年ではありませんでした。▲ さて、記憶に新しいのが、西暦2000年です。この年は私はオース
トラリアで生活していましたが、カレンダーにはシッカリと2月29日があって、実際にその日を過ごしまし
た。海外ではユリウス歴だったのかな。冗談はさておき、当時の日本では、こんな話題でさぞかし盛り上
がったことでしょう。知らぬは自分だけ? オーストラリアでは誰もそんな疑問に関心はなかったみたい
で、私の疑問なんか誰にも相手にされず、みんな当たり前のように生活していました。▲ 4と100と400
の倍数の年は閏年なんですね。グレゴリオ歴のこの涙ぐましい調整の結果、太陽年とのずれは、3319
年間に1日だけというのだから、約400年も前にこの暦法を発明した天文学者は偉いです。
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