ゴッチの教養館
日頃感じた雑学の疑問を誰も教えてくれないから自分で調べました
セント・パトリック・デー 2004/03/18
 昨日は一日中、AMラジオ局のAFN(American Force Network)では、「セント・パトリック・デー」の話題 で持ち切りだった。私自身の豆知識では、この日(3月17日)はアイルランドの祭日で、人々は皆緑色の 服を着てお祝いするのだと心得ている。でも、アイルランドっていう国は今ひとつマイナーなイメージがあ るし、移民の国・アメリカ合衆国は勿論、世界的に広まった理由がわかりません。そこで調べてみまし た。「ボクシング・デー」に続く海外祝日編です。
 毎年3月17日のセント・パトリック・デーは,アイルランドの守護聖人である聖パトリックの命日で,アイ ルランドでは最大の祝日です。聖パトリックの逸話にちなんだシャムロックの葉を身につけ,緑の島アイ ルランドを讃える緑色の服を着て集まった人々が,盛大にパレードを行い祝います。
 この祭はアイリッシュ移民により世界各地へ伝えられ,今では世界中で毎年祝われますが,特にアメ リカでは,ニューヨークで1762年から大規模なパレードが行われ、最大の祭の一つになっています。日 本でも,聖パトリック祭のパレードは東京・原宿の恒例行事で,3月に入ると表参道にはアイルランドと日 本の国旗がはためきます。
 彼が三つ葉のクローバーに似たシャムロックを用いて三位一体説を説いたことにちなんで,シャムロッ クは,今ではアイルランドの国花になっています。アイルランドのエア・リンガス アイルランド航空の飛行 機も,シャムロックのマークをつけて世界を飛んでいます。
 日本でも,そろそろ緑が美しくなる季節です。日本では「みどりの日」に相当する日なのでしょうか。と は言っても、ただ単に新緑を祝う日とは違って、宗教的に重大な記念日のようです。無宗教の日本人に とってはピンとこないお祭り騒ぎに思えてしまいます。
 




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