ゴッチの教養館
日頃感じた雑学の疑問を誰も教えてくれないから自分で調べました
100%聞かれています。コードレスホンの恐ろしさ(後編) 2005/07/03
(前編より続く)

 実際に、無線機(トランシーバー)でコードレスホンの傍受を試みました。今回使用したリグ(無線機)は STANDARD社製の「C460」というハンディ機(俗に言うトランシーバーの事)です。因みに、平成元年に第 4級のアマチュア免許を取得してすぐに購入したモノです。


 今回は、電池は「もったいない」ので外部電源を使用しました。また、付属のアンテナも感度が悪いの で、屋根裏に40cmくらいのホイップアンテナを仕込んで受信にトライしてみました。


 真昼にもかかわらず、ガンガン入感してきました。微弱な電波も含めると、確率は50/88くらいでしょう か。昼時だけあって、会話の内容は可愛いモノばかりです。ほとんどは、おばちゃんたちの戯言めいた 会話です。「ヨメがどうした」とか「○○さんの亭主は・・・」とか。
 そんな中、興味の沸く会話が・・・。周波数は380.250MHzで、メーターこそ振り切れませんでしたが、か なり強力です。我が家からは半径200m以内といったところでしょうか。
 学校(職場)を変えた先生と元・教え子の父兄との会話のようです。エッ! 何でこんな時期にこんな状 況に・・・・。その後、元・教え子の小学生の女の子と電話を変わりました。会話の内容そのものを掲載で きないのが残念です。


 傍受されるのが嫌だといって、コードレスホンを撤廃するのが最善の策でしょうか? 答えは明らかに 「ノー」だと思っています。我が家では、脱コードレス政策を取っていますが、電話先の相手がコードレス だと、相手先の半径数百m以内では我が会話も筒抜けになってしまうからです。
 追伸ですが、秘話機能を備えたコードレスホンも多々あります。しかし、解読するのに苦労は要りませ ん。




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