ゴッチの教養館

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日頃感じた雑学の疑問を誰も教えてくれないから自分で調べました

人間の証明・必携、外国でのクレジットカード　2003/08/31

旅行会社のパック旅行ではホテルの手配に翻弄されることもないが、個人旅行ではちょっと面倒である。見ず知らずの訪問者を宿泊させるわけだから、相手も慎重に成らざるを得ない。犯罪者ではないことを証明するパスポートをもっても、その人の経済事情までははかり知ることが出来ない。
　外国のホテルを訪れ、宿泊を依頼するとき、まず提示を求められるのがクレジットカード。通常、支払いはチェックアウト時なのに、しかも現金で支払えば何の問題もないではないか。ところが相手は頑なにその提示を要求してくる。そして即座にカードの利用状況をチェックし、取引に問題がなければ、晴れて宿泊の許可がおりるしくみ。レンタカーを借りる場合も、同様にカードの提示は避けられない。
　日本人の中には、いまだに現金主義で、カードは持ち歩かない方も多いが、これでは外国でホテルもレンタカーも借りられない。「現金の持ち合わせがない時、急場の買い物等に便利さを発揮するクレジットカード」。これが多くの信販会社の売り文句であるが、「身分証明」的な役割も持つことも宣伝文句にしてはどうだろうか。