ゴッチの教養館
日頃感じた雑学の疑問を誰も教えてくれないから自分で調べました
|
|
「中秋の名月」つまり「旧暦8月15日の十五夜」は満月と相場が決まっていたオイラの考えは根本的
に違っていました。
時は2007年9月25日。この日が旧暦の8月15日だったのですが、夕刻東の空に昇ったお月様は明ら
かに1割ほど左部分が欠けていました。素人がみても、本当の満月は1〜2日後に迎えそうな案配で
す。
何故このような現象が起きるのでしょうか? その解は旧暦の1日の決め方にあるようです。その決
め方とは、新月になる瞬間を含んだ日を「1日」とする方法です。つまり、0時0分から23時59分まで約24
時間の誤差がここで生じてしまいます。
もうひとつの理由は新月から満月までの日数です。これは月の起動が円でない理由等から約13.8〜
15.8日で変化するそうです。
実際に、平均して毎年の十五夜は0.8日ほどズレているそうです。
満月をもって15日と定めてもいいような気もしますが、なかなか旧暦は複雑で面白いです。
|
|
|
|