我が青春のバイクたち
懐かしいバイクが次々と登場します。しかも添付画像付きで。とりあえずは、我
が愛用の歴代・所有バイクから
YAMAHA XS400 special 2005/02/13
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中免を取って、最初に購入した自動二輪です。相模原にある「ヤマハ・オートセンター」
で中古25万円で購入しました。所有期間は1980年から1985年頃です。
実は、「カワサキZ400LTD」というアメリカン・バイクの黒色がどうしても欲しかったので
すが、スペック不足と個人的なメーカー不信から断念した次第です。
当時の流行では、400ccクラスでは、4気筒ツインカムが主流になりつつありましたが、
敢えてOHCバーチカル・ツインのXSに決めました。スペックは、GX400と同じ仕様で、確
か最高出力は37馬力だったと記憶しています。
当時の話ですが、よく仲間から
「どこがスペシャルなんだ?」
との質問を受けました。
バイク・ブームに火が点いた頃で、アルミ製の後部座席バーやホイールは自慢のタネ
でした。エンブレムもシールなんかではなく、金文字・ねじ式のホンモノです。メーター、ラ
イト、フェンダー、マフラーがメッキ加工で、それとなく旧時代の良いところは残してくれた
デザイナーに感謝したモノです。
XSには数種類の塗装色(黒・紺・真っ赤)があって、一番のお気に入りはこの茶色っぽ
いレッドでした。昔のバイクは、セル・キック併用の始動方式で、さりげなくたたまれたキッ
クの棒がデザイン的にはカッコイイです。
走りは最悪でした。低速のトルクは信じられないくらいに強いのに、中回転以降はバラ
バラとトルクを失います。それでも構わずに、高回転を維持すると、絶えられないほどの
振動が全身を襲います。エンジンにバランサーを備えていない点も特徴であるバイクでし
た。60km/h以上のスピードでは、バックミラーは振動で使い物にならなかった記憶が残っ
ています。
全く同じモデルで、250cc版も存在しました。よく、それと間違われるのが嫌で、ナンバ
ー・プレートの緑の枠を強調した飾りフレームを付けて走っていました。
ロング・ツーリングに行った経験は全くありませんでした。当時は族が結構怖くて、高校
生のオイラにソロで遠出なんて、もってのほかでした。唯一のツーリングといえば、横須
賀、石廊崎、奥多摩湖あたりの日帰りツーリングでした。
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